私の実家は山奥ですが、
だいぶ整備されて、子供の頃とは違う風景になっています。昔は家の前にちょろちょろ小川が流れていました。
現在、
近所に小川と呼べる物はたったひとつ。うちの犬は川好きなので、家に帰るとき必ずそこを通ります。
真っ直ぐ行けばすぐ家なのに、小川に沿って遠回りするんです。
今日もその小川の横を通ったのですが、ちょうどオニヤンマが飛んできたんです。
ふいに目で追うと、おしり(腹の先っちょ)をチョン!チョン!と小川に突っ込んで産卵していました。
そういえば子供の頃、早起きしてヤゴの羽化の様子を観察したっけなぁ。
一足遅くてヌケガラだけが残されていたときは、ガッカリしたなぁ。
オニヤンマの産卵方法
トンボって、水面に産卵するイメージありませんか?でも種類によって、水に産んだり、土や植物に産んだり、色々なんです。
イメージ通りなのはシオカラトンボで、水面をチョンチョンして水中に産卵します。
対してオニヤンマは、川底の泥の中に産卵するため、より深く身体を水に入れます。
そもそも身体が大きいのもあって、派手に水しぶきが上がるんですよ。
あの情景を表すにはチョンチョンというより、バシャッバシャッが正しいですね。
間近で見ると、
すごく臨場感があって感動しました。あの一瞬一瞬、犬も見てたかなぁ。
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