2019年4月9日火曜日

こんな夫に金を貸した、お前が全て悪いんだ。

夫の給与口座の通帳記入をしたら、ウン千万円の入金と引き出しがありました。
     ↓
退職金をちょろまかそうとしてした?

の続きです。


夫に大事な話をするとき、私は原稿を作ります。




あくまでも貴方(夫)は悪くないんだけど、

状況が致し方ないからこうしよう、

それしかないよね?


……というようなストーリーを考えます。










なぜなら、言葉を誤るとすぐに


「俺は全然悪くないのに怒られた。俺は全然悪くないのに」



と夫の思考は停止し、いつの間にか私が悪者にされてしまうからです。











いつでも俺は悪くない。


これは例え夫の借金が発覚したときでも有効です。




返せない額を借りた俺じゃなく、バカ高い利息を設定した向こうが悪い。



と、こういう具合でした。





とにかくどんなときでも自分は悪くないのです。

夫が自分の非を認めるなんてことは起こり得ません。









ですから、前提として夫は悪くないというていで話を進めなければいけません。


極力夫を責めてる感が出ないようにして、反論の余地を与えずに丸め込む。

これしか方法はありません。













原稿ができてから、犬にご飯を食べさせました。

そしてしばらくして、あることに気づきました。





これは私の欲だ。






しばらく生活に困らないだけのまとまったお金が、

今が楽しければそれでいいと、ジャブジャブ注がれていく。


そんなのもったいなさすぎる。





夫をどうにか丸め込んで、使わないようにさせよう。

その上再就職できた暁には、私が給料の管理をしよう。









そんなに何もかも思い通りにいくのか?


今は夫の味方という立ち位置を死守すべきではないのか?









冷静になって考えてみると、退職金をちょろまかせるほど、夫は賢くありません。


退職金が思っていた金額の倍だったなんて、知らなかった


これはたぶん本当です。












きっと私がどんなに言葉を尽くしても、

そして運良く夫の浪費を阻止できたとしても、



妻に俺の金を奪われた


としか夫は理解しないでしょう。





そうなったら、夫は私に財布の紐など握らせるでしょうか。








やめよう。

退職金が全て溶けて消えてもしょうがない。








今はただ、夫が無事再就職できるか、もしくはできなくて家計を私が握れるように持っていけるか、この二つだけを考えよう。


その場凌ぎのお金より、将来の方を優先すべきです。

私は、目先のお金に目が眩んでいたのです。







頭に血が上って余計なことを言わなくてよかった。

今はそう考えています。

0 件のコメント:

コメントを投稿