2019年4月8日月曜日

Nスタの京都の野犬報道を見て目を疑ったんだが、こんなことがあっていいのか!?

TBS「Nスタ」で、京都の野犬のニュースをやってました。


そこで目を疑う情報が。


アナウンサーが、野犬に対する注意事項をフリップを使って説明します。





注意事項は4つにわかれていて、


その中に、

「噛まれると狂犬病の恐れ」


とありました。













京都の野犬に噛まれると狂犬病になるんですか?






答えはNO。





日本は狂犬病清浄国です。

日本にいる犬は狂犬病に感染していません。






京都の野犬たちが、海外から密航してきたのでなければ、ありえません。





もしそんなことがあるなら「野犬に餌あげないでね〜」なんて悠長なこと言わずに、保健所が血眼で対処してます。


こういうこと言うと、

「密輸された動物とかから感染したかもしれないじゃん。可能性はゼロじゃないじゃん」

とか言う人が出てくると思うんですけど。





もちろん、今後日本に狂犬病ウイルスが持ち込まれる可能性は余裕であるんですけども。





今回「Nスタ」で言ってたのは、可能性はゼロじゃないから、とかそういう話じゃなかったんです。







なぜなら。




フリップで示された4つの中に

「なんらかの感染症にかかる恐れ」


という項目が別にあったから。







狂犬病も感染症だよね。


そこに含めていいよね。









なのにわざわざ別にしたのは、


犬⇒噛む⇒狂犬病!!!



という誤った思い込みのせいですよね。








日本で狂犬病に感染した犬に噛まれるより、TBSアナウンサーに噛まれる可能性の方がうんと高いです。






でもまあ悪いのはアナウンサーでも制作スタッフでもなく。


何もかも「狂犬病」って名前が悪いんですよね。

パニック障害への誤解とも似てるね。)




狂犬病流行時は、注意喚起に役立ってたのだと思うのですが、もう「狂犬病」やめませんか。



みんな横文字好きなんだから、英語で呼ぼうよ。



狂犬病は英語で、Rabies(レイビーズ)!







「狂犬病の注射受けた?」

「狂犬病?うちまだだわー」




というありがちの会話も、




「レイビーズやった?」

「レイビーズまだなのよー。来週一緒にレイビらない?」




というふうにした方が、接種率も上がると思うんですよね。











実は今朝の番組(TBSじゃない。フジかな)でも、インタビューを受けた地元住民が「狂犬病が怖い」と言っていました。

それはまあ一般人が自由に発言したのをただ流してるだけなんで、ちょっとモヤモヤしただけで受け流せたんですよ。



でも「Nスタ」は、アナウンサーが声高に「狂犬病危険!」と情報発信しちゃってますからね。


私、非常に悲しくてね。






犬の狂犬病予防接種って、犬のためにしてるんじゃないんですよ。

フィラリア予防とは違うの。



もし万が一また日本で狂犬病が発生したとき、人間たちが死なないように。

人間に被害が及ばないように、可愛い可愛い愛犬の体に毎年金払って毒を入れてるの。

みんなのために。




あれだ。

NHK見ないけど国営放送維持のために義務として受信料払ってる、そんな感じだ。

違うか?









とにかく今後、狂犬病……じゃなかった

レイビーズに対する誤解が解けて正しい知識が共有されていくことを、


そして京都や各地の野犬たちとその周辺に住む人々みんながハッピーに暮らせることを、


私は切に願っています。










今年もレイビーズ予防接種を受ける
我が家の犬の昼食

  • 鶏むね肉
  • 手羽中
  • ニンジン〈セリ科〉
  • えのき茸
  • なめこ
  • ビール酵母
  • りんご酢
  • みそ
  • ヨーグルト
  • エスターC
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