2018年10月25日木曜日

うちの犬をかえしたくない!!!思いもよらない裏工作で延命

今週末、関東のマンションに帰ることになった。

ここ最近非常に気候がよいので、今去るのはとてももったいない。
しかし父が「もう帰れ。送ってやるから」と言うのである。
実家の家長がそう言うのだから仕方がない。


昼間犬と散歩をしていたら、馴染みのおじさんに会った。

今週末帰ることを伝えると「もう?」と残念そうであった。
このおじさんは犬好きで、うちの犬のことも贔屓にしてくれている。
道で会うと、なでる訳でも近づく訳でもなく、いつもとても愛おしそうに犬に話しかけてくれる人である。


暖かくかつ涼しくて、犬と散歩するには完璧な時期であるため名残惜しいとも話した。

また来年〜なんて話をしての別れ際、おじさんが「一肌脱ぐか」的なことを言った気がした。
ん?と思ったが聞き流して別れた。





その日の夕方、父の電話が鳴った。

「あ、うんうん、全然いいよ」的なことを言っている。

私はここでピンときた。


一緒にいた母はわかっていないようである。


電話を切った父が「週末行けなくなった」と発表した。

「日曜仕事代わってくれって言われたから」と言う父に、「勝手に計画を変えるな」と母がブチ切れていた。
私は「そうなんだーじゃあしょうがないね」なんて白々しく返しておいた。





昼間会ったおじさんは、父と同じ職場で働いている。
おじさんが言った「一肌脱ぐ」とはこういうことだったのだ。


おじさん、なかなかの策士である。




ということでもう少し田舎満喫シマス。



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