今日はそれらの著者 佐藤秀峰先生のエッセイ漫画『漫画貧乏』を読んだ。
そして衝撃を受けた。
エッセイには出版社編集部への恨み節が綴られている。
その中でも気になったのが、著者に無断で著作の二次使用の許可が出されていたという点。
この事実については、まあそんなこともあるだろうなという感想であった。
しかしながら、『ブラックジャックによろしく』は、確かにいろんなところで見かける。
もしかして近所のあのでっかいポスターや、ネットでよく見るあの広告も、著者に無断で二次使用の許可が出されたのだろうか…。
確かにいつも通りすぎながら違和感は持っていたのだが。
【追記】
調べてみたら、この本の発表から半年後、
『ブラックジャックによろしく』は著者自身により二次利用フリーになっていた。
なんだ、よかった…。
しかしフリーってすごいな。
フリーなだけに、使われ方がめちゃめちゃ雑だわ。
近所のポスターとか『ブラよろ』全然関係ない業種だもん。
急にイラストどん!だもん。
先日NHKで放送された『100カメ』では集英社のジャンプ編集部の様子が伝えられたが、かなり独特な雰囲気であった。
はたから見たらとても愉快であったが、一緒に命を削って仕事をするとなったら、「ええっ!?」となることも多いのかもしれない。
(『100カメ』についての記事はこちら。)
『漫画貧乏』にも、「編集者がカジュアルなジーンズ姿で苛ついた」というような記述があった。
その対応が誠実であったならば、ジーンズだってなんだって苛ついたりしないのだろうけど。
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