居間で父と母+姉の大喧嘩が始まったのです。
言い争う声が怖いようだったので、犬を抱いて外へ出ました。
抱っこで家の前にいたんですが、怒鳴り声が外まで聞こえてきます。
ダメだこりゃ。
犬と離れで待つことにしました。
離れは国道沿いで自動車の走行音がうるさいのですが、山道さんぽで疲れていたのか、犬はすぐに眠り始めました。
しばらくして
犬がいないことに気づいた母が外に探しに出たようです。その音を感じ取り、犬が起きたので母屋へ戻りました。
布団を敷いてあげると、犬は吸い込まれるように寝ました。
父は自室で寝てしまったようでした。
母は言い訳するように「お父さん、同級生が亡くなって辛いのね」「あなたたちは心配しないでね」と繰り返します。
違うよ
まず何があったのか説明しますと。父の同級生が亡くなりました。
それで父が仕事のシフトを代わってもらえるよう同僚に電話をかけようとしていました。
それに対して、母は会社の事務員にかけるよう言い、姉も同調。
しかし父は「事務員はシフトに関与しない。自分達で調整しなければならない」と返します。
母と姉は猛反論。
「こんなときに何言ってるの?」「常識がわからないの?」
「そんなことはありえない」
キツイ言葉を一挙に浴びせます。
どちらも間違ったことは言ってないんです。
父の言う通り、各職場、ローカルルールはあります。
母の言う、いつもはそうでもこんなときくらいは会社に任せたら?というのもわかります。
ただ、言い方がね。
普段から、母はとにかく父を否定するような言い方をするんです。父は言い返すことなく、いつも母が言いっぱなしで終わります。
ただ今回は、日頃の鬱憤が爆発したのでしょう。
もちろん母の言う通り、友人の訃報が父の精神状態に影響を及ぼしたことは、まあそうなのでしょうが。
それだから父が怒った、いつもはしない反撃をしてきた、と本当にそう考えているのだとしたら、自分本位に考えられて幸せな人だな、と思います。
心配するなと言うけれど
父がいつも反論しないことは心配でした。聞き流して、全然気にしていないならいいんです。
でも人間だもの、そんなわけないんですよ。
本人も気づかないままストレスが溜まっていって、限界が来たら爆発するんです。
今回父の怒りが爆発して、ちゃんと言うこと言ってくれて、ホッとしたんです。
爆発の方向が、変な方に向いたら困るじゃないですか。
例えば全然関係ない人とか、父の体調とかね。
ストレートに母にぶつけてくれてよかったと思います。
犬が怖がっているのに相対して、私は不思議と安心していました。
しかしながら、今回の件で懲りるような母たちではないので、父に多少優しくなるのは長くて数日でしょう。
ほんとしょうもないわ、私の家族。
キレる私をやめたい ~夫をグーで殴る妻をやめるまで~
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