2018年9月9日日曜日

鳥は本当は飛びたいのか?うちの犬、恐竜は食べませんが

又吉直樹のヘウレーカ!

というNHKの番組を見た。
「ホントに鳥は飛びたいのか?」がテーマだった。


前身の経済学習番組『オイコノミア』の頃はちょくちょく見ていたが、『又吉直樹のヘウレーカ!』に変わってからは見たことがなかった。
偶然テレビ欄で目にした「ホントに鳥は飛びたいのか?」という文言に惹かれ、いっちょ見てみることにした。


番組内容は

序盤から、丸鶏をさばき始めた。
私自身、鶏ガラを犬のためにさばく(というほど大がかりじゃないけど)ようになって、鶏の身体の構造にはまあまあ詳しくなった気でいた。
しかし、今日更に知識が深まった。


鳥の筋肉、それぞれの役割

鳥はどうやって翼を羽ばたかせているのか、それを確認するために鶏をさばいてみる。
鶏のむね肉(大胸筋)は、飛ぶときに翼を引き下げる筋肉らしい。
大きな力を必要とするため、大きく発達している。
一方ささみ(烏口上筋もしくは小胸筋)は翼を持ち上げる役割を果たす。
翼を上げるときは、羽毛の角度を調整して空気が通り抜ける隙間を作り、空気抵抗を減らすため、ひょろっと小さく済むらしい。
なるほどである。


これらの胸筋がくっついているのが、竜骨突起(りゅうこつとっき)。
鶏ガラに含まれるため、よく見知っている。
一部が軟骨なので、細かく切って犬ごはんになる。
焼きとり屋さんでヤゲン軟骨として提供される部位である。

しかしまた違う一部が超固くてね。
そこは飲み込んでも消化されずそのまま出てきて、そのときに穴のところを傷つけること請け合いなので取り除く。
竜骨突起という名前は初めて知った。
今度鶏ガラをさばくときは「竜骨突起だなあ」と思うことだろう。
ただ思うだけだが。


ちなみに、

又吉氏と一緒に出ずっぱってる鳥類学者の川上和人氏は胸肉を「むなにく」と発音していた。
ちなみのちなみに、川上氏の著書『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』はベストセラーになったそうだ。
なんちゅータイトル。



とにかく軽量化!

鳥は成長と共に骨の中身がなくなり、だんだん軽くなっていくらしい。
空を飛ぶために、あらゆる部分の軽量化が不可欠なのだ。

人間も、晩年は骨がスカスカになるだろう。
おじいちゃんおばあちゃんになったら空を飛べる!とかだったら、みんなお年寄りを尊重するし、長生きしたくて健康に気を付けるよね。
いつかそんなふうに進化したりしてね。


また、鳥は軽い状態を保つために、余分な脂肪を付けることが許されない。
かつ強靭な筋肉を維持しなければならないのだ。
それぞれが一人ライザップ、いや一羽ライザップである。
鳥は鳥頭とか言われるが、意思は強いっぽい。

興味深いため更に調べてみたら、子供を卵という形で産むのも、身体を軽く保つためのようだ。
臨月の妊婦さんは歩くだけでも大変そうだから、確かに飛ぶなんてとんでもないことだろう。


後半は、

鳥類の祖先である恐竜にスポットライトが当たっていた。
コチラはそんなに興味なし。
うちの犬、恐竜食べないので。



鶏肉好きな犬のランチ

  • 小鯛2尾
  • 梨〈バラ科〉
  • バナナ〈バショウ科〉
  • ヨーグルト
  • エスターC
  • 強ミヤリサン


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