メインとなるはずだった企画は、ケンドーコバヤシさんが持ち込んだ「数珠つなぎ企画で1番過酷なの、ジョジョの鉄塔システム説」でした。
この企画は、まず若手芸人さんを企画内容を伝えないまま目隠しして連れ去り、人気のない倉庫内に作った狭い一室に閉じ込めます。
脱出するには、誰かを電話で呼び出して、身代わりになってもらうしかありません。
「ジョジョの奇妙な冒険(第4部)ダイヤモンドは砕けない」に出てきた、スーパーフライというスタンドの設定を模した企画です。
電波少年的!水曜日のダウンタウン
5月30日に放送されたこの企画を見たとき、思い出されたのは日テレ「電波少年」です。当時でさえ批判があったやり方なのですから、15年経った今の世の中ではなかなか通りづらい企画だったのではないでしょうか。
これがテレビのバラエティとして面白かったか面白くなかったかと言えば、正直面白かったです。
もちろん連れ去ったり閉じ込めたりすることに対しては恐怖も感じましたが、例えばホラーを見るような、怖いもの見たさというのもありました。
ついに第二弾…と思いきや
今週その第二弾が放送されるとのことで楽しみにしていました。しかも舞台が山奥とのことで、そんなの本当に成立するのか気になっていたんです。
山奥って都内じゃないですよね。
来てもらうだけでも一苦労でしょうに。
でも結局放送されたのは
- テレビに食べ物が映ったら同じもの食わなきゃいけない生活、フードファイターなら24時間ギリ達成出来る説
- 丑の刻参りの頭にロウソクスタイル、熱すぎて呪いどころじゃない説
- 早朝新種目シミュレーション!(起き抜けでビーチフラッグス、2人3脚、フットサル)
大食い魔女こと菅原初代さんが相撲中継見ながら塩を舐め続けたところとか、安田大サーカス クロちゃんのクズっぷりとか、バイキング西村瑞樹さんのピュアさとか、面白いっちゃー面白かったのです。
ただ、鉄塔システムのドキドキを期待していただけにがっかり感は否めません。
(バイキング西村さんは、深夜に目隠し・耳栓で海辺に連れてこられ、そのまま朝まで寝て急に起こされてビーチフラッグスをさせられたのにも関わらず、企画終了後詳細を知って、爽やかな笑顔で「面白いっすね!」とおっしゃってました。)
通報により警視庁が捜査
企画の初めの、芸人さんを連れ去るところをたくさんの人に目撃され、警察に通報したことから警視庁が捜査するまでになったと報道されました。その芸人さんにわからないよう、周りにテレビの収録であることを知らせることなどいくらでもできたでしょうに。
むしろ公の場ではなくテレビ局内等からスタートすればいいのに、と思いません?
(なんならヤラセでもいい)
駅前でやるなんてちょっと…。ちょっとね……。
うーん、適切な言葉が見つかりません。
というか路上での撮影許可取るときに企画については説明しないのでしょうか?
警察沙汰になったことによって放送自粛となったようですが、一番可哀想なのは怖い思いをして頑張ったのにも関わらず放送で使われなかった芸人さんたちですよね。
もしこのままお蔵入りになるのであれば、DVDに収録する等、なんとか日の目を見られるようにしてあげてほしいです。
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