ごみマンションとは、ごみ屋敷のマンション版です。
ミヤネ屋よりキレイめ
やっぱりNHKなので、やや上品です。もちろん立派なごみ屋敷ではあるんですが、天井まで積み上がってたりはしません。
床が見えない程度です。
物凄いごみ屋敷ばかりテレビで扱うと、ライトなごみマンションの住人が「まだ大丈夫だ」と勘違いしちゃうと思うので、こういう物件を扱うのはナイスだと思います。
大企業勤務30代独身男性
玄関を開けた瞬間から、洋服と思われる布類+αで床全面が埋め尽くされています。遊びがないのでトイレのドアがなかなか開きません。
風呂場の洗面台とか、窪んだ場所は全て缶やら何やら(ドロドロでわからない)で山盛りでしたが、住人は「生活に支障はない」と言い切っていました。
いやいや、普通にハードモードでしょ……。
仕事で大きなプロジェクトを担当するようになったタイミングでごみマンション化したとのこと。
不思議なのは、仕事ばかりの生活なのになぜそんなに服があるのか。
しばらく考えて思い至りました。
着ては投げ捨て、また買って着ては投げ捨て、、、ってことでしょうか。
袋に入れてごみ捨て場に持っていく、たったそれだけのことがなぜできないのでしょう…。
お金はあるのだから、プロに頼めばいいんですよね。
でも本人は支障ないんだもんなあ。
支障ないかぁ、そうかぁ。
看護部長40代女性
ルームシェアしていた友人が出ていってから、ごみマンション化。患者様からのクレームやネットで中傷されたりのストレスが原因で、元々きれい好きだった性格が変わってしまったそう。
今はごみマンションを脱出できたようです。
映像関係50代男性
仕事と母親の介護で東京大阪を往復し、疲弊しきったことがきっかけでごみマンションに。友人は大勢いても、誰にも弱音は吐けなかったとのこと。
この部屋で孤立死したくないと、片付け業者に依頼したのだそうです。
業者の人と話をしている中で自分の人生を振り返り、このままじゃいけないと一念発起。
あえて友人宅近くに引っ越して、現在はキレイな部屋をキープできていました。
本当にキレイでしたよ。
ベッドにコロコロ、床にクイックルワイパーをかけてました。
教師とサラリーマンの30代夫婦
業者に入ってもらうのは今回2回目で、こちらはリバウンドしてしまったケース。夫婦一緒に嫌なことからは逃げて、それが心地よいみたいです。
ごみマンションでも案外楽しく暮らせるんですね。
スタジオでは、ごみマンション住人でも、洋服は定期的にクリーニングに出したり新調したりしているので清潔だとフォローしていましたが、ごみ屋敷で着て過ごした服、ごみ屋敷で保管した服はどう考えても汚いでしょ。
ペットの話も出てきて、ミヤネ屋のときと同じく猫でしたが、やっぱり胸が痛かったです。
ごみマンション化させる人に共通するのが、段ボールが捨てられないということ。
確かに私の夫も段ボールは開けたらその辺に置きっぱなしだわ…。
テープ剥がして潰すだけなのに…。
その辺に転がってても邪魔に思わないらしいですよ。
そもそも何でも段ボール箱で送るのが問題ですよね。
段ボールじゃない、捨てやすい梱包材を発明することが、日本のごみマンション問題を解決する一手になるのではないでしょうか。
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