2019年3月29日金曜日

私妻だけど、夫が明日で会社を辞めるらしい。

それはなんてことない平日の朝だった。


男の人は「今日何時に帰る?」とか未来のことを聞かれるのを嫌うと誰かが言っていた。

我が夫もそうで、たとえ数分後のことであろうと予定を聞くとあからさまに面倒そうな顔をする。

だからあまり聞かないようにしていて、夫の方から言ってくることもほぼない。





実は昨日夫の留守中に義母が訪ねてきて「月末までお休みみたい」と言われていた。

夫の仕事の予定をなぜ義母から伝えられなければならないのかと謎に思いつつ、ふーん程度にしか思わなかった。


それを本人に確認しようとしたのだ。


私は、日曜まで春休みなのかを聞きたかったのだが。

返ってきた言葉は、予想とは違ったものだった。



「土曜まで出勤する。今月末で退職する。」




そう言い残して出勤していった。













義母の言ったことが全くのガセネタだったことは、もはやどうでもいい。



今日は3月29日(金)である。

明日は30日(土)で、明後日が31日(日)。



つまり、今月末とは明後日のことである。






今回私がこんな話を切り出さなければ、たぶん4月に入ってから、おや?この人いつ仕事行くんだ?となってやっぱり私から問いかけることになっていただろう。

事前に知ることができたのは、ラッキーとしか言いようがない。








夫は自由人である。


考え方や行動が独特である。



それはよく理解しているので、あまり驚かなかった。


彼のユニークさをわかっていながら、退職日が決まったらせめて1ヶ月前には教えてくれるはずだと、私の勝手な常識を、彼の無限の自由さの例外としていた、単に私のミスである。


妻に退職日を伝えることが、彼の中でマストではない、とわかった。

ただそれだけのことである。











うろたえることはない。


悲しむことでもない。


私はペンを取った。





国保〇円、年金〇円、住宅ローン〇円、固定資産税〇円、私及び私の家族からの借金〇円、生活費〇円……


上記リストを書いて彼の書斎に置いておいた。


つまりは退職金に手をつけないでね、という意味だが、何しろ彼は自由だ。

誰も干渉を許されない。







というわけで、これから無職二人と犬一匹、どうなることやら、ご期待ください。

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