2018年8月27日月曜日

この程度の傷なら大丈夫、なんてことない。そう思うことにする

最近テレビでもちょこちょこ見かける編集者、箕輪厚介氏の『死ぬこと以外かすり傷』を読みました。
今日はこの本のレビューは全くしません。


死ぬこと以外かすり傷

この言葉を知ったのは、何年か前だったと思います。
それまでの私の人生、ほんの小さなことをいつまでもグジグジ思い悩んだ日々でした。
いつでもどこでもその小さなナニカが頭から離れなくて、どうしたら早く忘れられるのか、更にイジイジしたものです。

そんな中でこの言葉「死ぬこと以外かすり傷」が、私の心にドーーーンと刺さりました。響き渡りました。

私はかすり傷を負う度に「人生終わった」と嘆いていました。
人生終わるくらいの出来事があったのに、人生が終わってくれずに生き続けなければいけないことにさえ、絶望していた=人生終わったと考えていたように思います。

でも人生終わったことなど一度もないのです。
人生が終わるのは、死んだとき、ただその一回だけ。


確かにまだ私は生きている

「あいつ取り返しの付かないことをやっちまったな」という他人を幾度も見ましたが、それで人生終わった人を私は知りません。


私はそれ以来、あらゆるかすり傷について考えるのをやめました。
やめようとマインドチェンジしました。
たったそれだけのことで、心がとんでもなく軽くなりました。
ガーーンとショックを受けても、立ち直るのが早くなりました。
もちろん私が歳を重ねて、色々なことを受け入れられるようになってきたというのもありますが、あのときこの言葉がなかったら、私はまだグジグジしたままだったかもしれません。

死ぬこと以外かすり傷

大丈夫大丈夫。


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ポジティブ犬の昼食

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