ラップの2大巨頭といえば、サランラップとNEWクレラップですね。
私はこの2種と、近所の商店が御歳暮でくれるラップを含めた3種を、用途によって使い分けています。
サランラップとクレラップの違い
サランラップとクレラップは、どちらもポリ塩化ビニリデンという素材でできています。では2つの違いは何かというと、ずばり厚さです。
サランラップはクレラップより、ほんの少し厚いのです。
厚いと何がいいの?
少しの厚さの違いでどこに違いが出るのでしょうか。それは酸素透過度(酸素バリア性)です。
聞き慣れない言葉ですが、普段コンタクトレンズを使う人なんかには馴染みがあるかもしれませんね。
コンタクト業界では酸素透過率と呼ばれることが多いです。(単位が違うのです。)
コンタクトレンズは酸素透過率の高さを競い合っていますが、ラップは逆です。
食品は酸素によってどんどん酸化されていきますから、酸素透過度の低さが重要になります。
どのくらい違うのか
各社HPによれば、サランラップの酸素透過度は60、クレラップは86となっています。つまり、サランラップの方が約1.4倍酸素を通しにくいということです。
水蒸気透過度(水分バリア性)
ちなみにどのくらい水蒸気を通すのかの値である水蒸気透過度は、サランラップが12、クレラップが19となっています。サランラップの方が約1.6倍乾燥しにくいということです。
水蒸気透過度においても、サランラップの方が優れているんですね。
お肉を保存するときに使うラップは、サランラップがベスト!
毎日の主食なので、お肉の酸化には気をつけたいところ。お肉を冷蔵・冷凍保存するときは、サランラップを使いましょう。
普段、おかずの残り物等を冷蔵庫に仕舞うときはクレラップで充分新鮮さを保てます。
(全部サランラップでももちろんOK。
Amazonだとまとめ買いならサランラップの方がお安いですし。)
御歳暮でもらうラップは?
我が家が御歳暮で毎年もらうラップは、ポリエチレンという素材でできた物です。こちらの酸素透過度は、サランラップの200倍以上です。
200倍酸素を通すということです。
これは絶対にお肉の保存には使いたくないですよね。
それでは何に使うのかといえば、ご飯の冷凍保存です。米です。
我が家では一度に数日分を炊いて、冷凍した物をレンジで温めて食べています。
どうせ数日で消費してしまうので、特に気になりません。
(どうせ食べるの人だしね!)
犬のご飯は生肉だ!という皆さん
お肉の冷蔵・冷凍保存にはサランラップがベストです。おまけ
ちなみに、皆大好きとっても便利なジップロックは御歳暮ラップと同じポリエチレン製なので、酸素通しまくりです。(ラップより厚いので、200倍とまではいきませんが。)
ジップロックはあくまでも、サランラップで包んだお肉をまとめておく小分け袋として利用しましょう。
(イージージッパーめちゃめちゃ便利です!)
今日も読んでいただきありがとうございました。
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