よく言ったバイキング
お昼の番組フジテレビ「バイキング」で、福井県坂井市の崩壊しかけの悪質ブリーダーについて放送していました。(私としてはパピーミルをブリーダーと呼びたくないですが、放送上そうなっていたので…。)
狭いところに犬たちが密集して詰め込まれている映像が何度も流れました。
シェルティも少なくとも3頭映っていました。
テレビでよく「ペットショップ特集」なんて楽しげに放送する手前、こういうことは発信しづらいんでしょうが、この時間帯でコレをやってくれたのはすごいことだと思います。
ゴールデンタイムにペット番組をやってるあっちの局やそっちの局じゃできないですものね。
テレビで堂々と「ペットショップで買わずに、ブリーダーを直接訪ねて購入しましょう」と言ってくれたのに感動しました。
発言者は朝日新聞記者の太田匡彦(おおたまさひこ)さんでしたが。(タレントさんは言いづらいでしょうね。)
ペットショップで買えなくなったら、気軽に犬や猫を飼うことができなくなります。
気軽に買って気軽に捨てる人も減るでしょう。
飼いたい犬種のブリーダーが遠方にしかいなかったら、お金も時間もかけて訪ねていかなければなりません。
そうまでして訪ねても、お宅には譲れませんと突っぱねられるかもしれません。
でもそのくらいでちょうどいいと思いませんか?
どうせペットを飼ったらお金も時間もかかるんです。
そこで躊躇するくらいならやめといた方がいいってことです。
ブリーダーが人を見て、この人には譲りたくないと思ったらその人は飼うことができない。
それぐらいハードルを上げてもいいんじゃないでしょうか。
需要と供給
コメンテーターが「生き物で金儲けするのは違う」と言っていましたが、別にお金は儲けていいと思うんですよね。手塩にかけて、もちろんお金もかけて生み出した子犬なら、何百万だってつけて構わないと思います。
100万出さないとシェルティを飼うことができない世の中だったら、私は喜んで支払いますよ。
でも実際そんなこと成り立たないから、真面目なブリーダーは儲からなくて、非道いパピーミルの人間が儲けているのが現状です。
坂上さんも経験があるようですが、ペットショップで売れ残って可哀相だから買ってあげる、というのはやってはいけないと思います。
そのときそのコは助かるかもしれませんが、そのペットショップに貢献することで、また次の犠牲がたくさん出ることになるんです。
誰も買わなければ店は潰れます。
買うから売る。
売れないなら、儲からないなら、動物に対して愛のない悪質な商売人は手を出しません。
オワコンとか言われても、テレビの力は絶大ですから、こういった勇気のある放送が増えてくれればと心から願います。
タレントが口を重くして、薄っぺらい内容であってもいいから「ペットショップから買わないで」って発信していってほしいです。
【追記】
もしかしたらペットショップから迎えたペットと幸せに暮らしている方がこの記事を読んで気を悪くすることがあるかも、と思い追記します。
今一緒に暮らしているコの過去をどうこう言う気は全くないんです。
これから生まれてくるたくさんの子供たちの未来がどうか明るくありますようにという思いで書きました。
もし嫌な気分にさせてしまっていたらごめんなさい。
言葉にするのが難しいのですが、過去を責めたいのではなく、今と未来が良い方に向かうよう願っているのです。
重々しい話題の後ですが、ここからは今日の犬ごはんについてです。
絶食明けの昼食
- ごまさば
- バナナ〈バショウ科〉
- りんご〈バラ科〉
- ビール酵母
- りんご酢
- 亜鉛サプリ
- ヨーグルト
- エスターC
- ミヤリサン
今日も泥のように眠っていたので、ごはん抜きにしようかと考えていました。
ですが、昼過ぎに起き出してきてスッキリした顔で「食べる!」と言うので、胡麻鯖を買ってきてあげました。
前回の絶食からだいぶ間があいてしまって反省しました。
次回はもう少し早くリフレッシュさせてあげようと思います。
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